無能すぎて生きるのが辛い

自分の生きた痕跡を残したくて始めました。

ノートパソコンの検査の仕事を2ヶ月で切られました

こんにちは、たけおです。

自分はつい先日まで工場で派遣社員として働いてたました。

その工場では全国の小学校で授業に使われているノートパソコンを各自治体から回収して、それを異常がないか検査する作業をやっていました。

具体的には、回収してきたノートパソコンを電動ドライバーを使って一旦分解して内部の装置に異常がないか確認して

その後ノートパソコンをまた電動ドライバーを使って組み立て

それで組み立てが終わった製品の電源をつけてちゃんと動作するか確認した後、ウエスという布で製品を拭きあげて、

最後に梱包するという流れのライン作業でした。

自分は製品の動作確認と製品の拭きあげ作業の工程を任されていまして

組み立てが終わったノートパソコンにACアダプターを差して電源ランプが点くか確認した後、

ノートパソコンを立ち上げてちゃんと起動するかの確認、

その後布で製品を拭いて最後に検査完了のシールを貼って終わりという感じでした。

作業自体はそこまで難しくなかったし、一度覚えたら後は1日中同じ事の繰り返しだったのでかなり楽な仕事だったのですが、
ひとつ嫌な事があって・・・

その仕事は検査作業なので当然製品に異常が見つかったら報告するんですけど、報告の際現場リーダーを呼ばないといけないんですね。

で、僕たちが作業してる部屋は広い大部屋でそこで数十人が作業してて

現場リーダーはあっちこっち見て周っているので報告する際は大声で呼ばないといけないんですけどこれが本当に嫌で・・・

というのも自分は吃音症という一種の言語障害のようなものがありまして、
喋る際に上手く言葉が出てこなかったりするんですね。

挨拶の際も「おおおおおはようございます」みたいな感じでうまく言葉を発することが出来ない時があって・・・

それで先に書いたように僕たちは広い大部屋で作業してたんで、現場リーダーを呼ぶ際は「お願いしまーす」って大きな声を出さないといけなかったんですけど、

僕はただでさえ吃音症で上手く言葉を発することが出来ないのに、その作業部屋には何十人も社員が居たから、

「もしどもったらみんなに笑われる・・・」

って思って、そんなわけで「もし自分の工程で異常が見つかったらどうしよう・・・」って怯えながら作業してました。

で、まあ最初にも書いたんですけどその検査してたノートパソコンは小学校の授業で使われるもので使うのは子供だから、

いろんな箇所が破損してたり傷がついてたりと異常を報告する頻度が多くて・・・

その度に自分は吃りまくってしまって本当しんどかったです。

ただ作業自体はかなり楽で、
ライン作業なので一度作業手順を覚えたら基本的には1日中同じ作業の繰り返しなので、自分みたいな無能にもなんとか務まりました。

思えば今までやってきた仕事で上手くいかなかったものは、自分にある程度の裁量権があったり自分で考えて動かないといけなかったりしたんですね。

対して今回のパソコンの検査の仕事はただひたすら同じ作業を反射的に繰り返すだけだから自分みたいな無能にも務まったのかなと。

そんなわけでその職場では特に目立つミスもなく上手くやれてて、自分としては長く働きたいなぁって思ってたんですけど、

なんか各自治体からノートパソコンを回収する作業が上手くいかなかったとかなんとかで検査する製品が無くなっちゃって結果的に2ヶ月で契約を切られてしまいました・・・

やっと自分に合う仕事を見つけたと思った矢先にこれだったので正直かなり絶望しました・・・

まあ泣き言を言ってても仕方ないのでまた新しい仕事を探します。

そんな感じです。