無能すぎて生きるのが辛い

自分の生きた痕跡を残したくて始めました。

物流倉庫での仕事を1ヶ月で辞めてしまいました

こんにちは、たけおです。

前回の記事で書いたパソコンの検査の仕事を辞めた後、5月30日から6月30日までの1ヶ月間物流倉庫で派遣社員としてピッキングの仕事をしていました。

その会社では、主にギフト用なんかに使われるちょっと高めなジャムやドレッシング、ドリンク等々の食品を製造してまして、自分はそこの物流倉庫で作業してました。

僕は仕事を探す際、事前にネットとかを見てその職種の評判を調べるんですけど

「物流倉庫のピッキング作業は1人で黙々とやれるから楽」

みたいなことが結構言われてて、それでこの仕事なら僕にも出来るだろうと思ってその派遣の求人に応募したんです。

作業内容はピッキングリストを見ながら商品を台車に集めて、集め終わったら所定の位置に持っていくっていう単純作業だったんですけど、ただピッキングの際の細かいルールが結構多くて・・・

あと、商品の送り先には一般流通の店舗と自社で運営してる店舗の2つがあるんですけど、それぞれでピッキングの際のルールが若干違ってて、

自分は物覚えが悪い方なので慣れるまでにかなり時間がかかったのを覚えてます。

最初の頃は特に酷くてピッキングが終わったらダブルチェックといって二人一組になってちゃんと商品が正しくピッキングされているか確認するんですけど、

僕がピッキングしたヤツだけ毎回何かしらミスがあってそのチェック作業で引っ掛かる訳ですよ。

先に言ったようにピッキングの際にはいろいろと細かいルールがあるんですけど、作業に集中していくうちにそれらが頭から抜けていって・・・っことが多々ありまして。

そんな感じでかなりミスが続いて、
僕が働いてた部署には小野さんっていう女性社員の方がいてその人が主に僕らの上司だったんですけど、

僕がミスする度にその小野さんの僕に対する態度がキツくなっていって・・・

それがしんどかったです。

そのピッキングの部署には舟山さんっていう僕と同じ派遣社員のおばちゃんがいて、舟山さんはかなり仕事が出来る人だったから僕の無能っぷりがいっそう引き立つ訳なんですよ。

それでその小野さんって社員の人、しばらくして僕のことを軽く無視するようになったんですね。

その部署では基本的に僕と舟山さんは二人一組みたいな感じで動いてたんで、小野さんから

舟山さん、たけおさん、次はあの仕事をやって~」

みたいな感じで仕事の指示をもらってたんですけど、途中から

舟山さん次はあの仕事をお願い~」

って、僕の名前を呼ばなくなったんですね。

最初何で僕だけ名前が呼ばれなかったのか理解出来なくて、「僕は何したらいいですか?」って聞き返したら、

「いま舟山に言ったことをやって下さい」って吐き捨てるように言われて・・・

あと、暇な時間帯にはギフト用の箱を作ったりするんですけど、
僕と舟山さんの2人で箱作りしてた時、僕のほうが先に作業が終わったのでよかれと思って舟山さんの作業をを手伝おうとしたら、

「その作業は舟山さんにやってもらってるから余計なことしないで!」

ってかなり強い口調で言われて・・・

多分小野さん的には作業が一段落するたびに指示を仰いで欲しかったんだと思います。

それを僕が独断で舟山さんの作業を手伝おうとしたからイラっとしたのかなぁ、と。

僕、自分が無能だってことは自覚しているのでちょっとでも印象を良くしようと気持ち悪いくらい低姿勢で愛想良く振る舞うように努めてて、

だからどの職場でも最初のほうはわりと好印象を抱かれることが多いんですね。

でも結局、徐々に無能なのがバレていって最終的には嫌われるってのを繰り返してまして・・・

この物流倉庫では一週間ちょいくらいで無能なのが完全にバレました。

あと、最初に書いたダブルチェックっていうピッキングされた品の確認作業を舟山さんと僕の2人でやらされることが多かったんですけど、

その確認作業は片方がピッキングリストの商品名を読み上げていって、
もう片方が台車にその商品がいくつあるか言って、ピッキングリストに書いてある個数と合ってたらOKって感じで進めていくんですけど、

以前書いた記事でも言ったんですけど、僕吃音症っていう言葉を円滑に話せない一種の言語障害みたいなものを持ってて、

その作業では舟山さんがピッキングリストを読み上げて僕が商品の個数を言う役だったんですけど、

僕が吃音でうまく喋れなくて、商品の個数を言う時

「ご、ご、ご、ご、ご、5ケースです!」

みたのいに吃りまくってしまってチェック作業が進まない訳ですよ。

他にもその日のピッキングが終わったら商品がどれだけ残っているか把握するために、在庫の数量を数える作業があって、

作業の流れとしては各商品は段ボールのケースに入った状態でパレットに積まれてるので、

まずケースの数を数えて、次に中に入ってる商品の個数を掛けて、最後に端数分の数を足す。

って計算を電卓でするんですけど、僕はその計算をミスりまくって・・・数量が実際の数と全然違うってことが頻繁にあって、

それであまりにも計算ミスが多いので、僕だけ作業が終わった後、数量がちゃんと合ってるか同じ派遣社員舟山さんに確認してもらうことになって、

それで舟山さんがまた一から商品の在庫を数え直してって合ってたらOkって感じでした。

要するに僕が無能なばっかりに二度手間になっちゃってるんですね、これ。

あとその職場に竹田さんっていう知り合いが居まして、僕はそれが凄い嫌で・・・

竹田さんは小学生の頃登下校を一緒にしていた同じ班の先輩だったんですけど、

自分は今年で27歳になるんですけど、27にもなって派遣社員やってるのを小学校時代の先輩に見られるってのがしんどくて、

その先輩はもう結構上のほうの役職に就いてて、他の社員の人達からも信頼されてるんですよ。

昔から知ってる人のそういう姿を見ると何の経験も積み重ねられずに職を転々としている自分の現状が惨めに思えて・・・

本当居たたまれなかったです。

そんな感じでその物流倉庫は初回契約の1ヶ月で辞めてしまいました。

なんというか改めて自分が無能であること思い知らされた1ヶ月でした・・・