無能すぎて生きるのが辛い

自分の生きた痕跡を残したくて始めました。

工場で材料の供給作業の派遣をしていた時の話

こんにちは、たけおです。

前回の記事で書いたパソコンの製造工場の派遣を辞めた後、別の工場に派遣されて2月から3月の間の1ヶ月間働いてました。

そこはいろんなプラスチック製品を製造している工場でして、僕はその中で原材料を管理する部署で作業してました。

で、工場内は小型の製品を作るエリア、中型の製品を作るエリア、大型の製品を作るエリアといった感じに別れてて

そのエリア毎に成型機がいくつもあるんですけどそこに原材料を運ぶのが主な仕事でした。

原材料は一袋25キロあって、それを複数個台車に載せて運ぶ感じです。

「どのエリアのどの成型機に何の材料がなんキロ必要か」みたいなことは全部指示書に書いてあるので、僕はそれを見ながら作業しまして、

各エリア毎に材料の置き場所が決まっているのでそこに台車を持って行って、どこの成型機に供給するのか分けるように番号札をつけとく訳です。

あと使い終わった原材料を元の棚に戻したり、注文した材料の荷受け作業なんかもやってました。

その部署は僕と佐藤さんっていう社員さんの2人だけだったので人間関係の煩わしさみたいなものは無かったし、

作業自体も自分のペースで一人黙々とやれるのでそこは結構良かったです。

ただ生産の予定が変更になることが頻繁にあってその都度供給する原材料の種類とか量を変更しないといけないんですけど、

それが自分には大変で・・・

というのも僕は決められた手順通りに作業してる分にはまだいいんですけど、そこからほんのちょっとでも外れた想定外の出来事なんかが起こるとうまく対応出来ないんですね。

まあ単に僕が馬鹿だってだけの話なんですけど。

それで生産予定に変更があった場合その佐藤さんって人から指示を受けるんですが、僕はその・・・人の話を理解するのが苦手がところがありまして、

人の話を聞いても相手の意図をうまく理解出来ず、伝達や意志疎通に齟齬が発生することがしょっちゅうでして。

そんなんだからその工場でも佐藤さんからの指示の内容をよく理解しないまま作業に取り掛かってしまって・・・

結果供給する材料の種類や数量を間違って製造の人から文句を言われるってことが多々ありました。

ある材料の在庫が少なくなってた時、本当は2ヶ所のエリアに供給しないといけないんですけど

それには材料が到底足りないからとりあえず今ある分の材料をその2ヶ所に均等に振り分けて、注文していた材料が届き次第各エリアに追加するといった感じの指示を受けたんですが

僕は何か勘違いして片方のエリアにだけある分すべての材料を供給してしまって・・・

そのせいで製造部門の方から「まだ材料が届いてないぞ!」ってクレームが来てしまいました。

他にも材料置き場が台車で一杯だった時よかれと思って成型機の側に直接材料を持っていったら

「混乱するから材料置き場の方に持っていってくれ!」

ってクレームが入って・・・

そんな感じで自分のせいで製造部門の方から文句を言われることが多々あったんですよ。

あと在庫を管理のため材料を使ったら、その材料を何キロ出庫して何キロ在庫に残っているかっていうのを全部出庫表に書かないといけないんですけど

僕はそれを間違えまくってしまって、僕が書いた後の出庫表は訂正だらけで汚くなって本当に最悪でした。

そんな感じで自分はミスしまくりで

ただ先に言った同じ部署の佐藤さんという社員の方は凄く良い人で、

僕がどれだけミスしても優しくフォローしてくれて・・・それがかえっなんか申し訳なく思えて、

これ以上ここで働いても周りに迷惑をかけるだけだろうな・・・って思って、それでその工場を辞める事にしたんですね。

辞める直前に同じ部署の五十嵐さんっていう女性社員さんから

「若いんだから派遣社員じゃなくて正社員を目指したほうがいい」

的なことを言われて、自分は無能すぎて正社員の仕事じゃ全く務まらないから派遣社員をやってるんだけど・・・

まあそんなこと言っても相手を引かせるだけだしそこは適当に答えました。

結局その工場は初回契約の1ヶ月で辞めてしまいました・・・

まぁ、そんな感じです。